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オリに入った夢空間

今日は、なんだかんだでアップする場所とタイミングを逃していたネタです。


少し日が経ってしまいましたが、私の唯一のお盆休みだった8月15日午後に、ららぽーと新三郷へ足を向けてみました。

埼玉県南東部の中でもとりわけ地味な存在だった三郷市ですが、常磐高速道路に首都高速と東京外環道の一大ジャンクションができ、つくばエクスプレス開通の恩恵で都心まで30分圏内となるなど、発展が目覚しい街であります。

今回出向いたららぽーとも、JR新三郷駅を中心とした一大住商開発地区の中にあり、他にコストコ・IKEAも併設、さらに大きな物流倉庫もふたつ建ててなお場所が余るため、ついでにもうひとつ駅を作って(JR吉川美南駅・建設中)、そこも大規模開発してしまおうとしている土地の一角にあります。クルマで現地へ向かっても、ちょっと目を離していただけで新しい道路ができ、古い道路が閉鎖されで、うっかりすると道に迷う羽目になるほどです(実際迷った)。

これらの大規模開発が一気呵成に行えるのも、このエリアすべてがその昔は国鉄貨物最大の操車場だった「武蔵野操車場」の跡地であるから。新三郷駅が開業する前、往年の吉川~三郷間約7kmのほぼすべてを占めていたのですから、どれだけ広かったか!


さて今回訪れた理由は、ここに展示・公開されている「夢空間」客車を見物するため。
昨年のオープン時から展示はされているのですが、実際に訪れたのは今回が初めて。
某氏より、普段は展示のみとなっているダイニングカーがカフェとして開放されるので行ってこい、との指令を受けたのでありました。

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橋上駅舎の新三郷駅を降りてららぽーとへの連絡橋を渡るとこのアングルでこの客車が目に入ってきます。ラウンジカー・オハフ25-901。
しっかりと専用に工事された軌道敷やフェンス、ライトアップ設備も備えられており、扱いがぞんざいではないことが窺えます。
標記類も現役当時のままなのが、嬉しいところ。
こちらの車両は常時11:00~18:00まで無料開放され、隣接するフードコートでの食事を持ち込んで軽食を楽しむことも可能です。
(讃岐うどんにとんこつラーメンなど、およそラウンジカーとは雰囲気の合わぬメニューが多いのがご愛嬌なのですけれども。)

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車両状態保存のため、各所が閉鎖・封印されています。
当然車内は禁煙です。
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車内は、空調設備こそ住宅・建物用のそれに変えられているものの、ほぼ原形をとどめているようです。
ここに設営後まだ1年しか経っていないからなのか、私呼ぶところの「寝台車臭・特急車両臭」が残っています(いわゆる消毒剤の臭い)。
車内を歩く時に感じるかすかな揺れもまた、鉄道車両そのもの(当たり前)。
まだ「オリの中」に閉じ込めておくには勿体無い気がします。
この室内を再現したいと言う猛者の方がいらっしゃったら、資料画像撮ってきますので、声かけてください(笑)


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入り口ドア前に掲示してある説明プレート。
「前から3両目がラウンジカー」・・・・・?2両目だろうに?と一瞬思ってから、ああそうだ、と思い直す。自分やはり鉄道オタクだわ(笑)


続いてもう1両のダイニングカーへ。
こちらは施設の中程にある立体&平面駐車場の隣に据えられ、来場者視線では建物の陰に隠れがちな、ちょっと可哀想な場所に佇んでいました。
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周囲の緑に埋没して、なかなか見つけられませんでした;
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この日は夏休み特別公開という事で、中に入ることもできました(買い上げレシート持参で入場無料ドリンク無しか有料で30分¥500・ワンドリンク付き ←ちょっと高いなぁ)。
食堂車の面目か、別料金で食事も提供していたようですが、メニューには上野駅の駅弁の名が並んでいるだけ。検査・許可の絡みで、厨房を稼動するには手間がかかるのでしょうね。かなり残念。
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JR初期に、さまざまな意味や意図や願いを込めて作られたであろうこの車両。
こうして静態保存・展示されることで、おそらく他の車両よりも長く形を留めてくれるでしょう。
ただ、公園などで1両だけ置かれている蒸気機関車と同じ様に、やはりひとつだけポツンと置かれているだけの姿を見るのは寂しい印象があります。
車両を車両たらしめているのは、その車両だけの存在感だけではないということなのですね、きっと。

「本領を存分に発揮することなく終わった操車場」跡地に「本領を存分に発揮することなく終わった車両」が来たことに因果を感じつつ、数多くの仲間がいる場所に行く時がいつか来れば良いなぁ、そう思いました。
同じ埼玉県内にあるのですから、そういう場所が。


最後に画像を3枚ほど。
新三郷駅東側にある跨線橋。これが武蔵野操車場時代にかかっていた橋を一部残した形で今もかかっていることに気が付き、ちょっと定点撮影っぽく撮ってみました。まさにリアルシムシティ状態(笑)

新三郷駅から三郷駅方向への眺望です。
古い画像は1981年のもの。ここに新鶴見・高崎二区に田端や佐倉(内郷は来てたかな?)などの機関車が集まってきていた時代のものです。


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画像左側に写っている高圧線鉄塔から、お互いの位置関係をお察し下さい。
2枚目の現在画像左隅、白いフェンスの外側が現在の武蔵野線。これは当時と位置は変わっていません(ただし当時はこちら側は西船橋方面線だけでした)。

機関車留置線だった辺りを、今はIKEAに納品に来た海上コンテナトレーラーが闊歩します。
そして、当時は通過していた旅客列車が停車するようになり、逆に貨物列車はすべて通過する場所となりました。




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No title

夢空間の車輌って残っていたんですね。
当時はまだ使えそうなのにもったいないな~と思っていましたが、
解体されずに保存されていたのは良かったかも。

新三郷と言えば…

どもです。

新三郷と言えば、実家があります(んな事は聞いてないか?(笑))

そんな訳で社会人になりたて頃は新三郷から○芝テクノに通ってました。
新三郷と言うと、以前は1番線、2番線ホームとてつもなく離れており確かギネスにも載ってたはずです。
手前のホーム側で向こう側のホームへ入線する電車が走ってくるのが見えても、絶対乗れなかった記憶があります(全速力で走っても全然間に合わない)
今は、東京行き方面ホームが移設されたのでそんな事は無くなりましたが…

夢空間、ここにいるんですよね~確かオハフは駅前にありましたね。
オシはちょっと離れた場所にあり、物陰に隠れてるせいかあんまり目立ちませんね。
実家が新三郷って事もあり、稀にお袋とカミさんと一緒にララポートには買い物に行く行くんですが、いつも夢空間は見るだけで終わってます。
近くまでは行けるのは知ってましたが、中に入れるのは知りませんでした。

てか、新三郷を昔から知ってる自分からすると駅が離れていた時代とはうってかわって人の多さにビックリです。昔なんて昼間にこの駅行ってもほとんど人がいなかったのにね。
武蔵野操車場があった頃は、ワムやらが大量に連ねていた記憶があります。

もったいないねー

どもっ!ご無沙汰です。
最近静かでご心配(してないか)おかけしました(笑
色々ダラダラ忙しいんですよ(爆

さて、夢冒険じゃなくて夢空間車両は雨ざらしで青空放置ですかーもったいないですね。そもそもこれを廃止にした理由もよく知りませんが老朽化というわけでもなさそうですね。何か使い道はなかったのでしょうか?
走ったら走ったでチケットが簡単にとれるわけも無さそうなほど人気もあっはずなのにねー。
あーもったいない。青い夢空間車両も尾久に放置したまんまなんですよねー使わないなら西日本の日本海の穴に繋げたいかも。

>京キト さん

なんでも、とあるマニアの方が購入してここに展示されているとかいないとか>夢空間
そちらでは、半ば定期列車でトワイライトが走っているのが羨ましいです。

静態保存か老体に鞭打っても走るか、どちらが車両には幸せなんでしょうね?

小学校の教科書で「きかんしゃやえもん」に触れた世代としての感想です。

>ふらっとさん

> ご無沙汰しています。
そういえばふらっとさん、「あっち」消しましたね? 「_さん」だらけになっちゃってびっくりしましたがな(・・;)

> いいなぁ、10箱。
> 中央線沿線に住んでいながら、喰いつくのが101系ではないあたりが私らしいw
はいな、多分ふらっとさんならこっちだろうと(笑)
アニメーションの巨乳の女の子がカメとかカニとかをそろえようと頑張る台なんですが、ちょっと見ている方が恥ずかしくなってきてしまって・・・

> 確かに昔のパチンコ屋さんに比べると、最近のパチンコ屋さんは綺麗ですね。
> もっとも、ガラの悪い人は、今も昔も変わらないですけど。
年齢層がめちゃめちゃ高いですね。ポケモンショックみたいに卒倒したりしないんでしょうか?

> 子供が生まれてから、なかなか遊びに行かせてもらえる暇もないです・・・・。
その忙しさは「報われる」類の物ですから、良いんです、きっと(^^)b

>ワイドビュー さん

ご無沙汰です。
ワイドビュー節、しばらく聞かないと寂しいのですよ(笑)

カシオペアで事足れり、というのがJRの見解なのだと思うんですが、実際少し勿体無い気もする反面、運行するのにちょっとお金がかかりすぎちゃうかな?という気もしたりします。
あ、でも寝台車の方は「日本海」辺りへの増結は需要喚起の意味もあって良いかもb

No title

>そちらでは、半ば定期列車でトワイライトが走っているのが羨ましいです。
トワイライトも近くでみると塗膜の中にサビが浮いててボコボコだったりと
ちょっと悲しくなってくるものがあります。

>静態保存か老体に鞭打っても走るか、どちらが車両には幸せなんでしょうね?
さよなら運転とかみてると毎回思いますよ。
静態保存でもちゃんと手入れされてるのはいいのですが、
雨ざらしだと悲しくなってしまいます。
梅小路行くと係りの人が軽油で車体を磨いているのをみると、ほんと頭の下がる思いです。

>小学校の教科書で「きかんしゃやえもん」に触れた世代としての感想です。
同じく(^^)

>京キト さん

>塗膜の中にサビが浮いててボコボコだったりと
ちょっと悲しくなってくるものがあります。

こちらのあけぼの・北斗星にもそうした車両が見られます。
編成両数が減らされているのも、利用率ばかりでなく運用に耐えられる車両の絶対数の問題では?と思っています。
今や車齢の限界=列車の終焉という図式が成り立ってしまうので、なおさら寂寥感が増します。

そうした点では、国鉄時代から続く梅小路は、機関車屋の意地を上手く受け継いだ成功例ですよね。

No title

ついに乗れなかった「夢空間」・・・もちろん、金額とかの点で・・・・(^_^;)

中は、やはりバブリーで、今の言葉ならセレブのための移動空間を醸し出してますね。

展望食堂車は面白い試みだと思ってましたが、時代が発展系を作らせなかっただけに貴重ですね。
模型では、マイクロもトミも買ってしまった(^_^;)

>鉄道模型大好き人 さん

> ついに乗れなかった「夢空間」・・・もちろん、金額とかの点で・・・・(^_^;)
私はその頃鉄道音痴だったもので、これが毎日走っているものだと固く信じておりました。
多分私も乗れなかったことでしょう・・・当然、金額の点で・・・・

> 中は、やはりバブリーで、今の言葉ならセレブのための移動空間を醸し出してますね。
内装は百貨店が担当したらしいのですが、確かにその当時、父がよく作っていた百貨店向けの品物にデザイン傾向が似ています。金かかってるんだろうなぁ・・・という感想しか浮かびません。


> 展望食堂車は面白い試みだと思ってましたが、時代が発展系を作らせなかっただけに貴重ですね。
> 模型では、マイクロもトミも買ってしまった(^_^;)
時代が時代なら、着地で方向転換して展望食堂車を常に最後尾にする、くらいのことをやりそうです。
新婚旅行需要の見込める北海道向けならば、それくらいのこともどうせならやっても良かったかもです(^^)b

北斗星は模型では未導入なのですが、今度の関水のに心揺れています。
出来は折り紙付きなだけに。
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